エアガンターゲットの製作9
というわけで、とある晴れた日の 強風が吹き荒れる中 なんとか動画撮影を敢行しました。
箱は倒れるし、機材は飛ばされそうになるし、風切り音は酷いし、弾はまっすぐ飛ばないし、さすがに心が折れそうでしたが…。
まあとにかく、動画の方を見て頂きましょうか。
とまあこんな仕上がりになったわけですが、どうでしょうか?
自分としては ほぼ思い通りの動作をしてくれたので満足しているわけですが。
さてこのページでは、動画の補足などしてみようかと思います。
ターゲットを立てるポール以外の部品は、すべてこの箱に納まるように作りました。
青い袋の中には各ユニット間を接続するケーブルや、ターゲットの配置時に使う巻き尺、
プレーヤーの立つスペースを表示する0.9mx0.9mの枠、等が入っています。
左下の白い箱にはターゲットプレートやマルチタップ、後述する夜間用照明などを収納。
左端の黒いファイルには、ルールブックやターゲットの配置図を装備。
また、細かい配線図や使用部品の仕様書なども一緒に入れてあります。
これは動画中に出てきた“災害時用ポータブル電源BOX”
いつか記事にしようとは思っていますよ。
これのDC12V出力(シガーソケット)を使用します。
バッテリー電圧表示が変に見えてますが、撮影機材の問題です。
今回のこのエアガンターゲットの悩みどころの一つに電源問題がありました。
“屋外でも使用出来る事”というのを目標に掲げていたのでね。
結局、メインになる大型LED表示ユニットが12V駆動だったので、以下の3種類に対応させたわけです。
@ACアダプター
Aシガープラグ
B乾電池ユニット
@のACアダプターは、リサイクルショップを巡って12V2A出力の物を調達。
Aはシガープラグ⇔DCプラグ変換コードと、長めの延長コードを用意しました。
Bの乾電池ユニットとは、ドラム缶風呂用の水汲みポンプにも使用している電池筒のこと。
これだけ用意してあれば、困ることもないでしょう。
でまあこれが撮影時の特設会場(庭とも言う)です。
公式競技の【Round About】に準じた配置にしようと思ったのですが、
風よけ&弾の飛散防止の為に張ったテントとかその辺の関係で かなり縮小された配置になってしまいました。
まあしょうがないですね。
そうそうこれが、最終的なセンサーユニット。
上部にUSBメスソケットが付きました。
動画では特に触れませんでしたが、これをどう使うかというと
こんな感じに。
昼間の写真なので照らし具合は分かりにくいですが、ダイソーのグネグネ曲がるスタンドライトの
アーム部分を改造したLEDスポットライトを接続して、夜間訓練に使用しようというわけ。
これがその部品。
使わない時は外しておけばいい。
これに見覚えがあるでしょうか?
センサーユニットの箱を作っているときにHIT判定表示に使用したライトの、その残り部品を利用したわけです。
暗所で撮った写真。
5個すべて、色を変えてみました。
なんとなくですけど。
色によって 狙いやすい/狙いにくい とかあるんでしょうか…?
最後に、気になった点など挙げてみようか。
・テスト中に一度だけあったが、ポールに着弾した(プレートのすぐ下あたり)時にもセンサーが反応した。
→センサーの感度調整で改善できるか?無理なら、ポールにクッション材を巻き付けるのも手か。
・後方のプレートに着弾した際の跳弾が、前方のプレートの裏側からHITした。
→圧縮された配置のせいでしょうが、公式にはどうなるんでしょうか、これ。たぶんノーカンだと思うけど、音感知式なら反応しないのかな…。
・メインユニット⇔スタートスイッチの距離を広げたい。
→中間ハーネスを作るしかないかな。
・ターゲットを動くようにしたい。円運動とか、壁の陰に出たり入ったりするとか。
→モチベーションが続けば作るかも…。動いた時の振動でショックセンサーが反応しないかどうかがカギ。
・メインユニット(大型LED表示時計キット)を、表示部はそのままでタイマー専用基板に換装できないか。
→そもそも “埃を被ってた超大型4桁LED表示キットを何かにリメイクしたい” というのが当初の趣旨だったので…。
もうメンドクサイし、このままでいいかな。
とまあこんな感じでエアガンターゲット自作編はひとまず終了です。
余興の品としては十分すぎるクオリティだと勝手に思っています。
ちなみに、これにかかった開発費用は・・・、
計算したくないよ!
てか楽しかったからいいんだよ!
プライスレスなんだよ!
さて、次は何を作ろうか。
←PAGE8へ戻る
◆製作室へ戻る◆