ドラム缶風呂の製作2
@底板の新調
ドラム缶風呂を実践投入してから3年目になりますが、管理人がメンテナンスをサボった結果、底板が黒ずんでしまいました。
そこで新しく作り直すことに。
ホームセンターで檜のスノコを購入。
うっすらとケガキ線が見えますが、両端はカットするので足を取ってしまいます。
一枚、加工ミスでズレてしまった・・・。
若干、隙間がありますが問題なし。
A電動ポンプの導入
これまでは友人所有のエンジン式水ポンプを借りて運用していましたが、重いし なかなか手間がかかっておりました。
もともとこのドラム缶風呂を作り始めた時から電動ポンプを導入するつもりではいましたが、
なかなか高価である事と電源の問題があって、ずっと先送りにしていたのです。
しかし今回 “とりあえず値段の安いもの”を通販で探していると、約2千円くらいの水中ポンプを発見。
なんじゃこりゃ。
ほぼ同サイズのポンプでも、8千円〜1万円以上だというのに・・・。
これは怪しすぎる。
でもポチッ。
で、やってきましたコレ。
パッと見はごくごく普通ですが、なんとなく漂うパチモン臭。
説明書きは英語。
というか、箱は“マリンペット”なのに説明書きは“マリンベイビー”てどういうこっちゃ。
いろいろとツッコミたい所はありますが、とりあえず適当な12V電源を繋いで動かしてみると なかなかパワフルに動いてくださる。
だが1分もしないうちにあれよあれよと流量がへっていくではありませんか。
んー、だいじょうぶかこれ?
とりあえず電源をどうするか、ってことになりますが、当初はバイクあたりの小型バッテリーを考えていました。
しかし今期の予算が不足気味だったので単一乾電池x8本という、ある意味安定した電源を採用することに。
マンガン電池なら百均で3本百円、コスパは高い。
ちゃんと動くかどうかはまた別の話・・・。
で、なるべくなら汎用性を持たせて、防水仕様で、って事で結論がこちら。
おなじみの塩ビパイプ、呼び径は40かな。
いっその事、カーキ色とかに塗装すれば軍用アイテムっぽく見えるかも、
とは思いましたが見つけづらくなるとデメリットの方が大きいような気がするので却下。
マイナス側はエンドキャップの底に端子を接着。
プラス側は外せるようになっていて、“完全防水”ではなく、“ほぼ防水”。
でまあ当然、重い。
重くて持ち運びは不便なので、肩紐を装備することに。
樹脂製の固定部品に、百均で購入したベルトをセッティング。
長さの調節も可能に。
ケーブルの先端は車用品でおなじみのエーモン2極コネクタ。
他の製作品に利用する事も想定して、です。
次に、取水口カバー的なもの。
川の水を汲むのが主な使用方法になる予定なので、落ち葉やゴミを吸わないように気を使います。
しかし吸い口だけを覆うとすぐに目詰まりするので、全体を囲うようにしたい。
で、購入したのがこちら。
大きいサイズの洗濯ネット。
水中に巻き上がっている砂などが できるだけ入らないように、細かい目のものを選択。
砂が多いとドラム缶に張った水が濁って見えて、気分的にあまりよろしくないのでね。
これは円筒形に広がるタイプ。
この中にフレームを入れて、立体的なカゴのようにしようという考え。
で、フレームをどうするかというと、
園芸用の支柱セット&長い支柱。
この支柱セットをバラしまして、こんな感じに。
柱と、赤丸の部品を使用します。
別に購入した長い支柱をうまく曲げて、接続部品に接着。
要は、径を大きくする改造ということ。
これを展開するとこうなります。
で、これを先ほどのネットに内臓してやると
・・・。
フレーム小さいよフレーム。
高さはちょうどいいけど、径がね・・・。
一番長い支柱を買ったんですが、まだ短かったって事ですね。
まあ、あまりサイズをピッタリにしすぎても組み立てづらくなるので、とりあえずこれで良し。
最後に排水口ですが、ポンプからドラム缶までのホースを購入。
これで10m。
収納・運搬の事を考えると、こういった種類のホースがベストでしょう。
とまあ一通りの準備ができまして、いざ実践投入!となった夏キャンプ。
果たしてどのような結果になったのでしょうか?!
やっぱ安物はダメだなあ・・・。
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