エアガンターゲットの製作5


前回までの製作で最低限の状態になりましたが、設置方法などについては まだまだ手付かず。
そんなわけで、お次はストッププレートの設置についてです。
ただストッププレートを立てるだけでも良かったんですが、収納用のケースを利用して集弾する機構にできないもんかと考えまして。

で、完成後に試しに立ててみた写真がこちら。

ストッププレート固定台

こうして見ると、やたらといかついな。
見辛いですけどストッププレートの後ろ側に収納ケースをセットして、そのまま弾受けにしようって事です。
とはいえストッププレートに当たった弾はそのまま跳ね返ってどこかに行くので、的を外した弾だけなんですけどね。

ケースだけに限った写真がこちら。

ストッププレート固定台

アルミのアングル材2本で補強しつつ、下にはDAISOの三脚(500円)を2台も装着するという豪華っぷり。

エアガンターゲットの製作2でも触れましたが、三脚の固定ネジというのは1/4インチ(ユニファイ並目ネジ)という ちょっと特殊な規格。
こいつを一般的なM5タイプのツマミ付きボルトに換装しました。

三脚のボルト換装

そしてケースの方には、フランジ付きのM5ナットを2個均等に補強フレームごと固定。

固定金具

実際のところ、三脚を目いっぱい伸ばしても公式ルールで決められたストッププレートの高さより若干低くなる感じでした。

それから、ケース内に入った弾を自動的に集めるようにスチロールボードをセットできるようにし、
集弾レールやクッション用のウレタンシートを貼ってまあいろいろとやった結果がこちら。

固定台

黒いスチロールボードは奥に向かって傾斜していて、転がった弾がレールを通って右手前に出てくる仕組み。
まあとはいえ 上述のように外れた弾だけを集める仕組みなので、ほとんど活躍しませんでしたが。
一応、三脚を付けないで床に置いて お座敷シューティング用としても使えるように考えての事なんですけども。
あ、上の写真にチラっと写っていますが、ケース上側に取っ手を付けました。

取っ手

これで片手で持ち運びできるようになりました。



以上で設営からプレーまで一貫して可能となったわけですが、一つ気がかりな点が。
というのも、Youtubeなどでいくつか公式プレー中の動画が挙がっているので見て頂ければわかるのですが、

本来はブザーが鳴ります。

スタッフのコールがあって、カウントスタートのブザーが鳴ってから銃に手を掛けるという流れ。
そう、今の状態ではスタートボタンを押す→即カウントスタートしてしまうので、ちょっと競技としては別物になってしまっているのです。
ここを何とか改善したい。

で、用意したのはディレイタイマーユニット。写真はないけど。
自分でイチから作っても良かったんですが、めんどくさかったので 既製品を購入。
入力があってから、設定した時間後に出力端子間が導通するタイプ。
スタートボタンをこのユニットの入力に連動させ、ブザーを鳴らそうというわけ。

ブザー増設

場所は、スタートスイッチBOXのこのへん。
ディレイユニットを約5秒後に設定。
スタートボタンを押す→スタンバイポーズをとる→ブザーが鳴って、競技開始
という、やや公式に近い流れができました。



さてさて。
ギリギリお披露目に間に合った・・・わけですが、今年は生憎の台風直撃。
日時をずらして、友人宅の庭にて規模縮小しつつ行われました。
が、これがまた残念な事に、写真も動画も残っていない・・・。
しかももう色々バラシてバージョン2になっているので、このバージョン1は既に存在しないという・・・。
唯一残っている写真というか、完成前の設置テストがたまたま写ってた写真がこちら。

設置テスト

やっぱり動画じゃないと、何だかわかりませんね。
あ、あとバージョン2製作開始前に撮られた写真があります。

ストッププレート

ストッププレートの裏側。
予想通りというか、ボッコボコ。
ペラペラの板だし、薄いウレタンシート程度ではこんなもんでしょうね。



とまあ とにかくこんな感じで、スティールチャレンジ用ターゲット・バージョン1は一応、完成したのです。
改善したい点としては、

・ストッププレートの周り(無反応エリア)を無くしたい。
・ブザー前のコールを導入したい。
・HIT判定表示のLEDを見やすくしたい。
・やっぱりスタンダードプレートにもセンサー付けたい。

こんな感じでしょうかね。
これらを踏まえて、次回からはバージョン2の製作編となります。
今度はちゃんと、完成写真を載せますので。



まだ続くよ。





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