エアガンターゲットの製作4
ここからは ちゃんと公式ルールの用語に則って、タイマーをストップさせるターゲットをストッププレート、
他の4枚のターゲットをスタンダードプレートと呼称します。
さて前回の回路追加でHIT判定&LEDユニット連携も実現できたわけですが、これにはもう一つの狙いがありました。
実はこのLEDストップウォッチ、スタートとストップボタンが共用なので ストッププレートに2発目が着弾するとカウントが再開してしまうのだ。
焦って2発連続で撃って 二発とも当たってしまうこともあるだろうしなぁ。
なのにそこでカウントが再スタートするようでは興ざめ・・・。
だがしかし!この回路の効果で初弾のみを検出できるため、そんな悩みも一発解決ですよ。
こんな感じでね!
とまあこれで最低限の機能を実装し、いよいよ一通り遊べるようになったわけですが・・・。
さらなる発展形として、スタンダードプレートにもセンサーを搭載するか、という点について結論が出ていませんでした。
ここで実際の公式ルールを読み返してみると、全てのスタンダードプレートに当てる必要はなく、
最後にストッププレートに当てさえすればOKとなるようです。
(但し、当てなかったスタンダードプレート 1つに付き3秒加算)
おお、なるほどなるほど。
そうなると、スタンダードプレートにもセンサーを搭載した場合のメリットは、
・当たったかどうかの判定が明確になる
って事ですかね。
基本的な競技ルールを想定するなら、それだけ・・・なのか。
とは言え実際に競技会をやるわけではないから、スタッフ無しでプレイするような状況を考えると、これはこれで結構便利な要素ではある。
あと考えているのは、
・回路を追加して、全てのスタンダードプレートに当ててからでないとストッププレートが反応しないオリジナルモード
の遊び方ができるという事。
具体的にどうすれば良いのかは思案中ですけどもね・・・。
他には、
・暗闇でのプレーができる。
実はここまでの加工で 判定LEDをターゲットの周囲に配置したのも、各スイッチが光るようにしたのも、この夜間のプレーを視野に入れての事だったりするわけで。
まとめると、搭載しなくても最低限のプレーはできるが、搭載するとさらに色んな事ができるよ、って感じですかね。
ただ今回について言うと、正直なところ、お披露目までの時間が足りない・・・。
上記の要件を満たしつつ、スイッチの搭載が後からでも可能とするような方法を考えます。
で、追加したのがこんな物。
加工途中の写真ではありますが、ゲームモード切り替えユニット。
自分は、マルチタップと呼んでいます。
って、ただスイッチを付けただけなんですけどね。
具体的に言うと、スタンダードプレートのセンサーに接続する途中に“独立⇔連動”の切り替えスイッチを付けたわけです、
独立側なら、HIT/未HITはカウントストップの条件には含まない。
公式ルールに則った方式となりますね。
但し、当たれば判定LEDはちゃんと赤になるので、分かりやすいというメリットがあります。
集計の際、当たった/当たってない が一目瞭然だということです。
センサーを繋いでいない場合も、こちらにスイッチングしていれば動作に支障はありません。
連動側にすると、全てがHITにならないとカウントが止まらない。
オリジナルモードですね。
ただ、単純に繋いだだけでは順不同で当ててもカウントが止まりますが、将来的には できることならストッププレートを最後に当てる仕様にしたい。
方法はいくつか考えられますが、とりあえずセンサー搭載の件は一旦ここまでとします。
んで。
ここまでの説明だけではさすがに分かりにくいと思うので、簡単な図にしてみました。
ああ、なんて分かりやすいんだ。
続くよ。
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