バウムクーヘン焼き機の自作
改良編の続きをお届けです。
まずはこの問題から。
A駆動部の動作不良
まあ思うに、制御キットの出力がモーターに合ってないんだろうな、と・・・。
そんなわけで、見つけたのがこちら。
DCモータコントローラSP(ワンダーキット)を、共立エレショップにて購入。
電源電圧はDC2〜3V。
こっちのほうがRE−260モーターにピッタリなわけで。
ケース固定部品以外をさっさと組んでみて、こんな感じに。
パターンのカットやショートをすることで、
回転数制御をボリューム抵抗にするか半固定抵抗にするか選べます。
写真がないですが、この後 ケースの加工もしてスイッチやら何やら固定して完成。
それから、電池ボックスの配線も変更。
実際に動かしてみたのがこちら。
何の問題も無し。
定格って大事だな。
そして、ついでにこちらも。
B別電源の確保
写真がないですが、出力DC3V、1AのACアダプターを購入。
動作確認も問題なし、と。
そして、さらにこの問題にも踏み込みます。
E生地塗り方法の改善
まあ色んな方法が考えられるわけですが、今回は
“芯棒を降ろさずに、回しながら塗る”
これで行ってみようと思います。
具体的な方法ですが、
焼き途中バウムと熱源との間に 垂れ落ちた生地を受ける板を差し込んで さっさと塗る方式、と。
そんなわけで、差し込む板を作ってみます。
完成形は頭の中にあるんですが、問題は材質。
けっこう熱源に近いので、ある程度の耐熱性、難燃性は欲しいところ。
曲げ加工が可能で、それなりに強度が必要、と。
でまあ、あれやこれやと悩んだ結果、2mmのアクリル板で試してみることに。
様々な色がありますが、食品を扱う器具だということを踏まえて
清潔感のある(?)クリアー系の色を選択。
で、不要な部分をカットしてから曲げていくわけですが、
別ページで紹介している“アクリル板曲げヒーター”を使います。
さあ、どんどん曲げていきましょう。
こう、ぐにゃ〜んとなるのが不思議な感じです。
あ、板の色が変わったのは、最初の板は加工に失敗して割ってしまったからです・・・。
とまあ紆余曲折を経て、加工完了。
これをどう使うかというと。
こんな感じに。
生地を入れるタッパーのフチに差し込んで使います。
これで、各所に改善を施すことができたと思いますが・・・。
また後日、第二回試作会の様子を書ければと思います。
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