バウムクーヘン焼き機の自作
6月のとある土曜日に 高校時代の旧友が久しぶりに帰郷するとのことで、
それにあわせてお披露目&性能試験を実施しました。
で、まずは生地づくりなのですが、写真撮るのを全く忘れてました。
基本はホットケーキと同じですが、ちょっとだけブランデーを混ぜます。
んで、ホットケーキを焼く時同様のあの“もったり”とした生地になるわけですが、
これはこのままがいいのか、もっと薄くした方がいいのか・・・。
今回はまあ初めてということで そのまま作ってみて、その結果を次回以降に活かせればと思います。
で、組み立てシーンとかはすっ飛ばしまして、いきなりこんな感じで。
芯棒にアルミホイルを巻いて、生地を塗って、焼きスタート。
ちょっと遠すぎたので、この後、高さを下げました。
ここでいくつかの問題が。
生地の“もったり感”が強すぎて、お玉で芯棒に掛けていく方式だと均一に塗る事が難しい。
写真のように凸凹が激しくなってしまいます。
それと、例のスピードコントローラーが、やっぱり挙動不審。
回り出しがうまくいきません。要改良、と。
まあそんなこんなで、焼き続ける事 約二時間半。
ようやく写真くらいに厚くなりました。
長時間ではありますが、電動にしたおかげでダラダラと焼けてます。
生地を掛ける時以外は、基本ほったらかしでOKかと。
一応 動画も撮ってみました。
そしてそして、焼き上がりがこちら。
ん〜、あまり年輪っぽくないな。
一回ごと、ちゃんと焼き色が付くまで焼かなかったから、というのがバレバレ。せっかちか。
あと、上述のように凸凹がすごいですね。
味はまあ、うまい。
うまいけど、これ、ホットケーキだな、うん。
ブランデーが少なすぎて、全くわからない。
生地から焼き方まで、まだまだ課題は多いです。
あと、構造的な欠陥も多く見つかりました。
まずギヤボックス〜コントローラーの動作不良。
これはどうにかしたい。
それから、芯棒先行回転問題。
均一に生地を塗っていくのが難しかったため、だんだんと楕円形になってしまいまして。
で、楕円形の先端が頂点を過ぎると その重みでクルッと180度回ってしまうわけで。
今回の接続方法だと回転方向にしかロックが掛からないので、こんな現象が起こるんですね。あたりまえだな。
なんとか改善しないといけません。
後は、全体を覆うカバー的な物があれば 熱効率が上がるのでは、と、方法を考えてみたり。
もっと うまく生地を塗ることができないか、と、頭をひねってみたり。
まだまだ良いモノになりそうな感じ。
とまあグダグダと反省しながらも、あっという間に売り切れ。
やっぱり“焼き立て”はうまい。
ごちそうさまでした。
間が空きますが、次回は改良編をお届け。
もうちょっとだけ続くのです。
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