バウムクーヘン焼き機の自作




続いて、駆動部品の制作に入っていきます。

まずはモーターユニット。
と、凄そうな名前を付けてはみましたが、ただケースにギヤボックスを入れただけ。

モーターユニット

手持ちのギヤボックスの中で、一番トルクの太いものを選択。
出力軸の位置、ギヤボックス取付位置、ケーブルを通す位置に それぞれ穴をあけます。

そして問題となるのが、心棒と出力軸の接続部分。
片手でもOK!なくらい、とにかく手軽にセットできるようにしたい。
そんなこんなで考え出した方法がこちら。

接続部

アルミ棒から、上写真のような部品を2個、切り出します。
これを平らなアルミ棒などに固定して、こんな感じに。

接続部

黒い円型の部品は、ギヤボックス付属の部品です。
そして、芯棒側にも加工をします。

芯棒側

廃材利用なので穴が開いていますが、本来は必要ありません。
これらをどうするかは、また後ほど。

それからモーターユニットを棚受け部品に固定するステーが必要になるわけですが、
百均でこんな物を発見。

ステー

家具の転倒防止用金具らしいです。
ちょっと写真がないのですが、ユニットケースの裏面に取り付け用の穴をあけ、
棚受け部品側にもM4のタップを切ります。

次に、モーターの回転スピードをコントロールするユニットを繋げてみたいと思います。
とはいえ どういう方法が一般的なのか全く知らないので、とりあえず調べてみます。
んで、なんだかんだありまして、ちょうど良さげなキットが売られているのを発見。
これを使ってみましょう。

DCモーターコントローラーキット

定格が6Vというのが若干気になりますが、まあとにかくやってみましょう。
ささっと組んでみて、こんな感じに。

キット製作

LEDやスイッチ等、ケース側に固定する部品だけは後回しです。
ケースですが、キットを買うときに一緒に買いました。

キット製作

サイズはわりとギリギリなので、基盤の角を切ったり削ったりしてケース内に収めることになります。

で、出力側や電源側はDC端子に、スイッチはケース加工の簡単なトグルスイッチに変更します。

ユニット化

少々強引にケース内に収めまして、コントロールユニットの完成です。

それから写真を忘れてましたが、電池ケースを作ります。
といっても別のケース内に単二の電池ホルダーを4本分入れとくだけですがね。

あと、仕様でも書いたようにACアダプターも用意しました。
したんですが・・・。
ガラクタ箱の中に出力5.6V1Aの何かのアダプターがあったので、
これでいけんじゃね?と適当な考えでDCコネクターを繋いでテストしてみましたが、
どうにも動かない・・・。
いやまてそもそも電池を繋いでも動作にムラがあるし。
でも無負荷状態のモーターならちゃんと動作する、と。
んーちょっと原因がわからない。
まあとりあえず電池なら何とか動くようだし、この問題は先送りします。

というわけで、加工は以上で終了。
次はいよいよ実践です。






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