バウムクーヘン焼き機の自作
タイトルにもあるように、今回はバウムクーヘン焼き機の自作に挑戦いたします。
何故、これを作ろうと思ったのかは既に忘れてしまいましたが・・・。
まあとにかく、理想と現実の狭間で苦悩するオッサンの奮闘記、まいりましょう。
まずは情報収集。
既に実行している人がいないか、どんな方法で実現しているのか等を調べます。
ここでのデータを基に、どんな方法が効率的なのか、どんな問題点があるのかを
出来る限り把握しておくと、後々 役立つこと必至です。
で、今回のバウムクーヘンの自作について調べてみると、一番の問題はどうやら時間らしい。
“焼き”と“生地を付ける”を交互に繰り返すのが基本ですが、
最低でも1時間、長いと4時間くらいかかるとの事。
これはもう電動回転させるのは絶対条件でしょう。
とはいえ、それなりの重量(予想)のものを ゆっくり(あくまで予想)回転させる方法といえば、
TAMIYAのギヤボックスしか思いつきませんで。
まあそれなら在庫もあるし、何とかなるかな・・・。
次にホームセンター&百均の徘徊に移行します。
大体の完成形は頭の中にあるので、実際に使えそうな部品をリサーチするわけです。
材質、加工性、強度、価格、入手のしやすさ等、実際に見るのが一番なのでね。
全く畑違いのジャンルのアイテムをふらりと見て、アイデアが浮かぶこともあります。
特に百均は、意外な物を売っていて驚くことが多いです。
色々と部品のリストアップが出来たら、適当に完成予定図をスケッチしてみます。
全体の構成と、要所ごとの詳細図を描いて行きます。
しばらくの間は店の放浪とスケッチを繰り返します。
ここで今回の仕様をまとめてみます。
・芯棒は電動で回転させる。
・野外での使用を前提とし、電池をメインの電源、補助としてACアダプターを用意する。
・様々な熱源に対応できるよう 設置条件に余裕を持たせ、調整を容易にする。
・作業のしやすさ、設置&撤収のしやすさ、収納性、運搬性を充分に考慮する。
こんな感じで。
さっそく実際の加工に入っていくわけですが、まずは百均で見つけたこちらの品。
支柱2本と棚受け部品2個で400円+消費税。
ガタツキもなくて、これ ちょうどいいです。
次に、芯棒を受ける部品を作ります。
さっさと進めますが、こんな感じで。
アングルステー+車輪x2 を2セット。
車輪は樽型が望ましいです。
これを、前述の棚受け部品に固定します。
もちろん2セット。対称で。
続いて、メインの支柱を立てるための台座部品を作ります。
詳細は省きますが、片側で4つのアルミ部品を組み合わせます。
ベースとなるアルミ材料はこれ。
このアルミ棒に穴を開け、
色々と部品も購入。
支柱を差し込む部品の加工をし、
それらを組み合わせる。
さらにアウトリガーx2を追加し、
支柱〜台座部品は以上で完成。
実際にどんな形になるかは、後のお楽しみに。
続いて駆動部分に進んでいきます。
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