クリスマスイルミネーションの自作2




今回は、クリスマスイルミネーションの発光部分に挑戦いたしますが、一番の問題は防水。
さて、どうしたもんか。

まあ色々と考えた結果、LEDたくさん繋げたケーブルを透明ホースの中に通して密閉!
と、こんな方向性で。

まずはLEDのあたりから用意していきます。
いくつか方法はあるわけですが、まずはこれ。

LEDイルミ

百均で捕獲したクリスマスイルミネーションです。
LED仕様で、単三乾電池2本、点滅なし、10球、約1m。
このシリーズは赤、橙、緑の3色があるようです。
ダ○ソーでは昨年くらいまで青とか白LEDのを売ってましたが、なぜか今年は麦球仕様ばかりでした。

で、とりあえず今回は緑LEDのを5個使って、5m位のを1本作ってみます。
これで既に500円かかるわけですが、材料費+配線の手間賃と思えば・・・。

まずは電池ケースのところを切り飛ばします。

電池ケース

切る前に、プラスとマイナスが分かるような印をしておくと良いです。
この電池ケースは、“その1”で使用してます。
モノによって、電池を入れるフタの部分が ネジ止めだったりスライド式だったりします。
当然、スライド式のほうが楽です。
また、色によっては抵抗が繋がっている場合があるので注意が必要です。

で、切ったLEDをどう配線するかというと、単純に並列にするだけ。

配線

ショートしないように、一度×印で切って、熱収縮チューブを通してから
3本をまとめて半田付けするのが良いです。
この熱収縮チューブ、黒以外にも様々な色があるので 色を合わせてみるのもいいかも知れません。
今回はケーブルがクリアーだったので、透明タイプを使用しました。

出来上がったら これを透明ホースの中に通していきます。

透明ホース 1m当たり100円〜170円

まずは透明ホースの中に柔らかいアルミ針金等を通し、先端を上述のLEDケーブルにしっかりと固定して
反対側から引っ張ってホースの中に引き込む、と言葉で説明するとこうなりますが・・・。
これがなかなかうまく行かない。
長ければ長いほど難しいです。
スムーズに通すコツは、ホースをとにかく真っ直ぐ引っ張った状態で通すこと、でしょうか。
他には、ケーブルが捩れているので なるべく真っ直ぐにしておくこと、
引っかかりやすいLEDの付け根を、テープで真っ直ぐに留めてしまうこと。
などなど・・・。
あと、引っ張っても動かなくなったらホースの端から端まで扱いてみると再び頑張れるようになります。

まあとにかくなんとかしてホースに通したら、まずは先端の処理をします。
で、ホームセンターを徘徊して見つけたのがこれ。

エンドキャップ

薄い素材なので、LEDの光を通すのがうれしい。

まず、ホットボンドをこのキャップの中に流し込み、
固まらないうちにホースの先端をLEDごとここに突っ込みます。

ホース先端

LEDも突っ込んで固定してしまうのがポイント。
ホットボンドはもちろん透明?タイプで。
見た目もスッキリです。

次に根元の処理を。
対候性のあるケーブルにゴムブッシングを通しておき、LEDケーブルと半田付けで接続。
ホースの入り口にホットボンドを突っ込んで、すばやくゴムブッシングで封をする感じ。

ホース根元

ちょっと見た目はイマイチ。
先端と同じキャップを使った方がいいかも。
あとは、ケーブルにもう一個ゴムブッシングを通しておいて、
ケーブル先端にDCプラグ(オス)を半田付けすれば完成です。

完成〜

では、どんな感じか試しに点灯してみましょう。
乾電池2本を適当に用意して、適当に繋いでみまして。
こんな感じ。

クリスマスイルミネーション自作

割といい色味の緑LEDでよかった。
前述の先端キャップの部分も光っているのがわかります。

まあそんな調子で、昨年は青色5mを1本、橙と白の混合5mを1本作ってまして。
今年は上記の緑色5mを1本と、橙色8mを1本作った次第であります。

で実は、この年のクリスマスには間に合わなかったですが
年をまたいで完成した別工法のタイプがありますので、もう少しお付き合いください。






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