メディアプレイヤーを搭載してみる その3
試験機での使用感を元に新たなメディアプレイヤーを探しまして、導入したのがこれ。
デジ像2(PAV−MP2)
まあ、わりとメジャーどころを選択。
12V1.5A動作で、公式に車載OKとなっているのがうれしいところ。
対応ファイル形式も十分だし、リモコン受光部の延長ケーブルも付属。
入出力も申し分なし。
今回はあまり利用しないけども、ネットワーク機能も充実。
さっそく載せ変えです。
最初の変更は、試験機に内蔵させていたHDDをUSB外付けにする事。
衝撃に強いと謳っているHDDケースを用意して、移設します。
USBケーブルのみ接続して、バスパワーで動かします。
このHDDを運転席下のCDチェンジャー用棚の空きスペースに乗っけておくだけ。
こうすれば取り外しも簡単です。
そして電源ケーブル。
純正のシガーソケット用アダプタは別売り品なので、ここは直結で。
当然ヒューズを間に入れますが、接続は自己責任で。
リモコン延長ケーブルは十分な長さがあるので、ダッシュボード内を這わせつつモニター下にちょこんと覗くように設置。
映像・音声出力は、とりあえずRCAケーブルで。
前々回に登場した分配器を経由して、映像をモニター入力、音声をCD−RB20へ。
これで動かす事ができます。
で、さっそくの感想ですが。
“動作・起動が遅い”なんて書き込みもチラホラ見受けられましたが、
ノロノロの激安品で鍛えられた自分に死角はありません。許容範囲内です。作戦勝ちです。
肝心のレジューム機能ですが1枚目の写真や公式HPにもあるとおり、“Superレジューム機能”なるものを搭載しています。
前回の中断場所を記憶していて、ってやつですが、これには条件があります。
この記憶を行うには、リモコンを使って動画の“停止”又は“電源OFF”の動作をする事が必要で、
それをせずに電源をブツッと切った場合(車のエンジンを切るなど)は、1分位?の巻き戻しが起きます。
これは正常な停止動作を行わなかった場合の、いわば保険のようなレジュームポイント作成(数分単位かも?)をしてくれているからだと思いますが。
まあ気にしなければどうと言う事は無いのですが、どうもこの保険の記憶は 動画再生を始めてから数分間は実行されないようで?
ちょこちょこ車の乗り降りを繰り返すような場合は、またココからかよ!なんて事も起こります。
この為かどうかわかりませんが、音楽PVなどの短い動画だと この保険ポイントは作られた覚えがありません。かえってその方が便利ですね。
ただ、停止や電源OFF動作をした場合はちゃんとレジュームが効いたはず。
と長文書いてみましたが、上記はあくまで自分が感じた事なので、どこか設定が悪いだけ 又は勘違いがあるかもしれませんが・・・。
何にせよ、しっかり終了動作をさせないと巻き戻りが起きるのは事実なので、どうにかしたいところ。
これについては続きのほうで書く予定。
他に気になった点は、アクティブなフォルダの階層が、大元まで戻ってしまう現象。
レジューム機能により自動的に続きが再生されるのは上記の通りですが、
再生を一旦止めると、再生していたファイルのあるフォルダ階層の内容が表示されます。
で、ここで〔戻る〕ボタンを押して一つ上の階層に戻りたい と誰もが思うわけですが、
実際には一番上の階層(USB機器かネットワーク上の機器かを選ぶ段階)まで戻ってしまうんです。
これは電源を入れた一番最初の時だけの動作で、電源を切らなければ2回目以降は一番上まで戻ったりしません。
接続されている機器を認識する関係でこうなっているのかもしれませんが、不便と感じる人も多いはず。
あと、どういうわけだか表示が0.8倍のときにモニターピッタリの表示になるんですが・・・。(1.0倍だと周りがはみ出てる)
モニターのほうの設定も関係してくるかもしれないけど、これは本体設定でどうにかなるものなのか。
とまあ色々と思うところはありますが、割と満足しつつ もう1年以上この環境で過ごしています。
次回は、さらに便利な環境に近づけるための策を書いてみたいと思います。
←その2へ戻る
◆製作室へ戻る◆
その4へ進む→