スライド式バックモニターを作ってみる その2



続いて、各部品を組み付けていきます。

まずはベースプレート・ケース蓋と、ギヤボックスホルダー周りを。



実際に組んでみて干渉する場所を変更したりしているので 最終的な形とは違いますが、
あくまでこんな感じという事で。

次にスライドプレート・スペーサ・ラックを。



ラックと一緒に専用ブラケットも購入しましたが スペースが確保できなかったので
写真のように両端のラックの歯を何本か削って穴をあけ、そこでとめています。
右端のL字の部品は、モニタースライド時のリミッターの役割をします。

2本の溝の所にモニターを取り付けるのですが、全体の位置関係を確認したかったので 一旦仮組みをしてみることに。



スライドプレートとベースプレートを、スライドレールを介して接続。
スライドレールはベアリング式なので、スイスイ動きます。

で、ベースプレート側にギヤボックスを取り付けます。



横から見た状態がこちら。



一応、大丈夫な様子。
適当な電池を繋いで動かしてみましたが、何の問題も無し。

再びバラしてモニターを取り付けます。



モニター背面の突起の間にアルミ部品を挟み込み、締め付け。
このアルミ部品がモニター収納時のリミッターの役割をします。

そして続きを。



赤丸の部分にリミットスイッチを2個、逆向きに取り付けます。
回路的には、フリップダウン式の時と同じです。

ケースを被せて、ちゃんと収まるか確認。



内側の突起等、干渉する部分を削ったりしています。

なんとか収まる目途がついたので、ユニットの配線をします。



フリップダウン式の時の使い回し。

ケースに切欠きを入れ、配線を引出し、できたのがこちら。



モニターのケースが歪んでいるように見えますが、実際に歪んでます。
一度、夏場の車内に変な状態で放置したことがあって、そのせいです。
ガワだけなのでそのまま使ってますが・・・。

さてさて、これで機能的には完成なのですが、実際に車に仮取り付けをしてみたところ
ケースの角がフロントガラスに当たってイマイチ収まりが悪い。

そこで、急ぎケースの余計な部分を切ることに。



だいたいのアタリをつけ、角をカット。
適当な端材を使ってパテで埋めて、塗装。
ヒケ、ムラなど気にしない。

とまあそんな感じでユニットの完成です。


次回、取り付け編へ。




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