フリップダウン式バックモニター製作 その4
設置が完了したので、次は配線です。
残念ながら、写真はほとんどないです。
でまあ、ケーブル全てをルームミラー(標準)の根元付近から屋根の方に突っ込みます。
配線も多いし、モニターの端子もあるしで、それなりの大仕事。
そこから助手席の方へ回して、ピラーから下へ降ろします。
内貼りを外した方が楽です。
内装外しで、上の方から剥がします。
何か所か留め具を外せば、あとは上へ引っ張ればOK。
うまく這わせて助手席の足元まで持っていきます。
だがしかし。
今回のユニット関連のケーブルに加えて他にも色々引き回しているので、
まあ収めるのが大変。
結局、ほとんどのリブを切り飛ばしました。
そんなこんなで各所と接続していきます。
・モニターのビデオ入力にバックカメラの出力を。
・モニター電源にはACC電源。
・ユニットの電源にはシガーソケット⇔USBから。
・リバース信号には“その1”で書いた 汎用遅延リレーからの出力を。
注:単純にリバース信号に連動させるなら、そのまま繋いでも問題ありません。
ただし、車を発進させる時に“P”から“D”へチェンジするのに“R”を通過するので、
その一瞬、電流が流れるのがいやだ、とか。
また、車庫入れ時に切り返しをすると“D”に戻すたびに切り替わってしまうのが煩わしい、とか。
そんな悩みを解消するためのユニットだ、とお考えください。
さてさて、そんなこんなで出来上がったのがこちら。
モニターを持ち上げるのに少しでも助けになればと、スプリングを追加してます。
テスト時の写真なので、微妙に伸びちゃってますが。
下から見上げると、こんな感じに。
で、結局、静止画だけじゃ何も伝わりませんやね。
一応、動画なんかも用意してみましたが、見えるかな・・・。
音が出ますので、音量にご注意を。
どうでしょうか?
ウインウイン鳴ってますよ。
さてここで問題点を。
ユニット電源(シガーソケット⇔USB)をACCから取っているので、バックで車庫入れをして
モニターが上がる前にエンジンOFFしてしまうと、下がったまま戻りません・・・。
別に壊れはしないですがね。気分的にね。ちょっとね。
解決方法としてはバッテリーから電源を取る方法がありますが、
さすがに百均で買ったDC-DCコンバーターを24時間指しっぱなしとか・・・。
あとはエンジンOFF後も数十秒間 電力供給する方法を考えるか。
実は例のメディアプレイヤー搭載実験のほうでも、上記のようなモノがあればな〜、
実現できるのにな〜って考えてたネタがあるんですよ。
どうしましょうかね。
まあ、いつか対応するかもしれません。
その他の問題点としては、やっぱ重量ですかね。
凹凸の多い道路を長い事走ると、だんだんミラーが傾いてくるんじゃないか?と。
それなりに重いですからね。
これも不安な所です。
さてさて 完成してからすでに2週間ほど経過しておりますが、
今の所 不具合は出ておりませんで。
まあしばらくは様子見です。
さて、次は何を作ろうか・・・。
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