モルタル製ミニ小屋の製作1




常に何かを作る事ばかり考えている自分が何度も見返しているサイトのひとつに、“森博嗣の浮遊工作室”という所がありまして。
主にこの中の“機関車製作部”を何度も何度も繰り返し眺めています。(残念ながら、更新はストップされています。)
ここだけの話、この森氏というのがあの“スカイ・クロラ”シリーズの森氏だと知ったのはかなり後の事だったり…。
で、非常に濃密な製作記とも言えるこのサイトの中に モルタル製のストラクチャを作る小記事があるのですが、
これがなかなか面白そうだったので真似してみました。

以下、おっさんの夏休み工作編、お届けします。

まず予定される加工内容が木工・左官になるわけですが、どちらもド素人もいいとこ。
ここは安全策をとって、いたってシンプルな外観を目指してみます。
さらに、ただ邪魔なだけの置物では周囲の白い視線を浴び続ける事必至なので、
庭用の道具(スコップとか)を収納するための小屋、という付加価値も用意しときます。

最初に簡単なスケッチとか平面図とかを描きまして、必要になる材料寸法を決めます。
ホームセンター等で材料を調達したら、さっそく加工していきます。



親父殿が大工だったこともあり、木工機械を借りることができるのはうれしいところ。
材料を必要な寸法に切っていきます。

切り出しが終わったところ。



さらに外板になる部品も切り出し。
最終的にはほぼ見えなくなる所なので、適当な仕上がりです。



外での加工ができない日は、家の中でチマチマと窓枠などを接着していきます。



愛用のセメダイン スーパーXで。
水性の木工用ボンドとかを使ってはいけません。

部品が揃ったら、組み立てに入ります。
まずは本体から。



およそ9割の人に「犬小屋?」と聞かれるようなフォルムです。

その後、窓枠も接着してしまいます。



今回、屋根は外れるようにしました。
ただ、最後にモルタルを塗って乾燥させると当然のごとく反りが出るので、
補強をうまくいれないと 本体と屋根の間にスキマができます。

完成したら野晒しになる予定なので、一応 防腐剤を塗りたくっておきました。



乾燥したら、モルタルを食いつかせるように頭の大きいビスを思いのままに。



板から少し浮かせるようにして針金をめぐらせます。



次回からモルタルを塗りたくっていきます。





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