ビオトープの制作3




こういう屋外水槽を設置するにあたって、管理人にはどうしてもやってみたいことがありました。

それは、空中水槽

どういうものなのか簡単に説明すると、大気圧がアレしてこうなるやつです。
すいません、検索してください。
で、透明なガラス製の筒で安価な物はないかと徘徊して見つけたのがこちら。

ガラスピッチャー

麦茶とか作るアレ。
径も形状も申し分ない。
これを五段目の水槽の上でひっくり返して固定する、のですが、写真が無い・・・。
唯一見つかった写真がこちら。

ビオトープ 自作

単純にL字の金属ステーを2つ組み合わせて、下側は水槽下に差し込み。
上側は樹脂製のパイプ固定具を使って筒を固定。
ベルトを締めていく事で、どんな径でもOK。すごい。
この固定具と筒の間には、滑り止めのシートを細く切ったものを挟んでいます。
そうしないと筒がズルズルと下にズレていってしまって、魚の入る隙間が無くなります。
ちゃんと、宙に浮かせる感じで。

で固定が完了したら、手動ポンプで中の空気を抜いてやります。
そうすると勝手に水が吸いあがっていくので、なかなか面白い。
管理上の注意点としては、筒の口よりも水位が下がってしまうと一気に水が抜けてしまう事。
中に苔が生えると見栄えが悪く、掃除が大変な事、くらいですかね。

で、管理人の性格上、やっぱりライトアップしたくなるわけです。
そこで、百均のライトを購入。

改造品

LEDの色が一つ違っているのは、単純に間違えたから。
どの製品の改造かすぐにお分かりかと思いますが、径がとにかくちょうどいい。
筒の上に被せるとピッタリなわけです。

なんですが・・・。

どう取り繕っても漂ってくる安物臭。
ああ、コレ百均のでしょ? みたいな。
これはちょっといただけない。

後日 もっとフラットな円形部品を探し出しまして、LEDの構成も既存のソーラーシステムに合わせまして、
ついでに東屋の照明も揺らいで光るタイプのものに交換しまして。

新化

で、実際に空中水槽に取り付けて撮った夜景がこちら!

空中水槽の夜景

・・・汚いなーなんか。
掃除してから撮れよ、って感じです。

まあまあ、ご覧のように金魚たちはこぞって上がっていきますね。
人間が近づくとすぐに下へ逃げてしまいますが。
これは水温とかがちょうどいいのか、何の考えもなしに上へ浮上しようとしたのか、
水圧的な何かに引き寄せられたのか、どういう理由によるものなんでしょうかね?
なんにせよ、空中水槽は成功した!と言えるでしょう。
ずっとこの形で行くかどうかはわかりませんが、しばらくは楽しめそうです。



さてさてビオトープ全体の事に話を戻しますが、ちょっと写真を載せてみます。
とはいえ撮ったのは7月半ば頃なので、現在はまた違った様相を見せていますけどね。

ビオトープ 自作

今はもっと植物が増えていて、1段目、2段目共にメダカが住んでいます。
あと苔やら藻やらが大繁殖した時期があったので、石巻貝も投入されました。
左の奥はミニシペラス。ほったらかしですが、どんどん増えています。
ただ、今の置き方だと とにかく風に弱い。
ちょっと強風が吹くと、すぐに倒れてしまいますね。

ビオトープ 自作

2段目のウォーターポピーも、どんどん成長しています。
株の増え方がおもしろい。
越冬については、少し対策を考えないといけません。

ビオトープ 自作

浮いてる草はアマゾンフロッグピット。
これがまた増えること増えること。
しょっちゅう間引いています。

ビオトープ 自作

ダイソーで捕獲した本を読むカエル。
少し気に入ってしまったので、撮った写真を海外の友人に送りつけたりしてます。

ビオトープ 自作

もう一匹増えました。
あと、ウツボカズラと右下にハエトリグサ。
こやつらも知らない間に虫を捕食しまくっているのか、実は水だけで充分なのか、モリモリ育っております。
なんなんだ。

カマキリ

おそらくふ化して間もないであろう、カマキリの子供。
ミニシペラスの葉の上で遭遇しました。
種類まではわかりませんが、幼生ってこんな模様をしてるものなんでしょうか。

二ホントカゲ

こちらは玄関先のプランターのあたりに住み着いているニホントカゲ。
とにかくかわいい。
今年 少し小さいサイズを目撃したので、もしかしたら子供かも?
と、喜んでおります。

とりあえずこんな感じですが、第3、第5段水槽の写真がほとんどなかった。

で、実際にどんな感じなのか、動画を撮ってみました。



もうちょっと動画のクオリティを高めたいですね・・・。

なんにせよ、今後の経過も記事に出来たらと思います。







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