野外用送風機の製作2



さてさて“固定砲台”と一口に言っても いろんな種類があるわけで。
我らが夏キャンプは基本的に石がゴロゴロしている河原で行われるので、荒れ地でもしっかり対応できる形にしたい。

よし、多脚式でいこう。

言うなれば自走式多脚砲台、ってところか。
頭の中にはちゃんとイメージができているので、そこに向かって突き進みます。

それにしても加工途中の写真が殆ど消失しるのが痛すぎる・・・。
文章では分かりずらいと思うので、しばらくの間は適当に読んでください。

まずは砲身の根元部分から。
ここはやはり半球状のカバーをつけて、できれば360°回るのが理想。
しかし配線の関係がちょっと面倒だなってことで、ある程度回ればいいやと妥協します。
で、悩んだ挙句 これに決定。

モーターユニット

ガシャポンのケース。
しかもちょっと高価な奴。
柔らかいので加工は楽だが、塗装がどうなるかな・・・。

で、これに決めたもう一つの要因がこちら。

モーターユニット

屋内電気配線用のベースか何かの部品。
この円形の出っ張りとガシャポンのケースが、径がぴったりだったのだ。
そんなわけで、砲台の固定金具を通すタテのスリット加工。

モーターユニット

あとは塗装でどうにかしましょう。

ところで上述のベースにする部品なんだけども、さすがにアレ一枚では薄すぎてイマイチかっこ悪い。
というわけで二枚重ねにしようと再びホームセンターへ。

モーターユニット

こんな長穴型もあるのか・・・。
これを重ねて、厚みを出そうという考え。

次に脚の部分をどうするか。
さらに長い事ホームセンターをうろついた結果、見つけたのはこれ。

モーターユニット

建築資材の脚と、とにかく安い金具。

モーターユニット

他にも、固定部品とか百均のLEDライトとか、ゴム板をポンチで抜いて量産したものとか。
これらを現物合わせで切って削って穴開けて。
でまあいろいろ端折ってしまいますが、とりあえず各部品の加工は終了。

次は配線。
前回書いたように、電源は角型電池3個の直列。
これをスイッチとモーターに繋ぐだけの簡単構造。
で、写真は無いけど本体下部に電池ケースを固定することになりまして。

しかしそのケースを少し変な形状にしてしまったため、なかなか電池の出し入れがし辛い事態に。
で、結果、こう。

モーターユニット

厚手のビニール材に固定して並べる、と。
これで多少入りくんだ電池ケースでも、なんとかなる。

そしてスイッチだけども、当初の予定通りに防水タイプにしたいところ。
見つけたのはこれ。

モーターユニット

ちょっと値がはった・・・。
ここは見た目重視でね。
で、押し易さとかいろいろ考えてこんな感じに。

モーターユニット

どこのことだかわからんよねー。
完成状態の写真でちゃんと説明しますからね。

で、一通りの仮組みまでなんとかなったので、またバラシて塗装します。
イメージはやはり日本。特に細かい設定は決めずに、なんとなくまとめたいと思う。

で、各部品をユニットごとにどんどん塗装する。

モーターユニット

灰緑色と濃緑色のツートンカラーですよ。
デカールなんかも十数年ぶりに貼ってみたものの、なかなかうまくいかん・・・。

まあそんな感じで、次回は完成編。
たぶん。






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