野外用送風機の製作


何とも雑なタイトルですが、要するにキャンプやBBQの時の火起こしに使う電動送風機を作ろう、って話です。
とはいえ、実は過去に5種類程、作っておりまして。
いずれもメイン部分は壊れたPCのCPUファン、本体は百円ショップでかき集めた部品の組み合わせという、超低コストマシンばかりでしたが。
しかしどれも実用性は高かったため、より高性能なマシンが欲しいなと思っていまして。
そして今回、壊れたドライヤーを手に入れたところからこの話は始まります。



手に入れたドライヤーはシロッコファンの入ったガンタイプではなく、棒状?のタイプのため風量がどの程度確保出来るかはわかりません。
それに当然、電源は家庭用100Vなので バラシてみないと使えるかどうかすらわからない。
まあたぶん中身は整流装置とDCモーターの組み合わせだろうから何とかなるだろ・・・という楽観的なスタート。

というわけでバラした直後の写真がなくて残念ですが、これがモーター部分になります。

モーターユニット

加工途中の写真のため、ちょっと塗装されてますが・・・。
全体の構成としては、このモーターユニットの他にヒーター部と基板が入ってました。
あーこうなってるんだなー・・・。

で、この写真の白っぽいマウント部品がどうにもモーターから外れませんで。
送風機への取り付けに流用したいので壊して外すわけにもいかず、モーターの型式が不明なまま作業することに。
要するに定格がわからんわけですが、なんだかんだあって角型電池(9v)を3個直列で駆動することに決定。
で、屋外での使用を想定しているので それなり防水にしたい。
プラ製のジャグっぽい物に入れようかとか、色々構想を練っていきます。

でまあとにかく先に送風部分をどうするかってことで、手持ちの塩ビパイプにこのユニットを突っ込んでみました。
これが収まり具合がとても良く、少し形を整えればキッチリ固定できそうだったので、本体部分は塩ビパイプに決定。加工もしやすいしね。

ならばそれに合わせて電池ケースも塩ビパイプで良いかと思いますが、そもそもまだ全体の形を決めてなかった。
使用頻度はそれほど高くないので、できれば収納しやすい方がいいわけで。
いろいろ悩みつつ、とりあえず塩ビパイプに固定金具を取り付けてみた。

・・・みた。

・・・あー・・・なんかこれ・・・

固定砲台っぽいな。

と、妄想が膨らみ始めたところでまた次回。






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