ドライブレコーダーの導入



もうかなり前からのお話になるのですが、ドライブレコーダーというものを付けてみました。
自分の人生において、どれくらいの割合で “ついててよかった!” と思うものなのかわかりませんが、
まあ要するに付けてみたかっただけです。はい。

とはいえ、あまりに高額ならそんな気もサラサラ起きなかったと思いますが、最近は値段もこなれてきてまして。
で、まずは様子見で購入してみたのが某パソコンショップのワゴンセール品で、3千円位の中○製安物。
こいつがまた挙動不審なやつで、電源が突然落ちたり 録画してない時があったりと自由奔放すぎ。
修理に出したりもしましたが、取り付け方法や配線、使用感などを一通り確認して、それでも1年程使用したところでお役御免に。

そして次に購入したのはこちら。



これも決して高額・高機能品というわけではないですが。
とりあえず現在まで、ちゃんと働いてくれております。

そんなわけで、取付ステーの製作について書いてみましょうか。
まずは付属の吸盤式台座を使って取り付けてみます。



個人的な好みでフロントガラスの中央上部に設置したかったわけですが、
ご存じのとおりルームミラー根本の黒い点々(日除け?)部分には吸盤が付きませんので、どうしても少しズレた位置に。
ん〜、どうにも目につくし、これは却下で。

理想としては、ルームミラーの裏側に隠してしまいたい。
こんな理由もあって製作したのが、“ミラー部ステー”。
こいつに取り付けることで、なんとか目立たない位置へ持っていきたいと思います。

で、在庫箱から引っ張り出してきたのがこちら。



モニターか何かの台座。
こういった映像関連機器の規格で決められているのか、今回のドライブレコーダーの取り付け部分も
デジカメやビデオカメラ、モニターなどと同じネジ規格になっています。
つまり、カメラ用の三脚とかにも取り付けられる、と。
これをうまいこと流用できれば、水平の向きや上下角度の調整が簡単にできそうです。

さっそくバラします。
おー、こんな構造だったのか。写真はありませんが。
いろいろ小細工しつつ、一番下の部品の中央部(上写真のX字になっている部品のちょうど写っていない部分)だけを切り出します。



他の台座部品とネジで固定されてはいますが、バネを介してカチカチと回転させて調整できるようになってます。
これを、在庫で持ってたL字ステー(後で切ってしまいますが)の穴ピッチに合わせて2ヶ所穴あけします。
この二つをネジで固定するわけですが、通常のネジ頭では他部品と干渉してしまうので、こんなのを使いました。



上記の丸い部品の穴部分をさらに薄くしてセットしてみたのがこちら。



まあ要するに最初のX字から丸く切り出す段階で、ねじ止め部分を耳のように残してカットしておけば済んだ話です。
そんなわけで、仮組みした状態がこちら。



組み付けの向きをいろいろ変えることで、けっこう大幅に位置を変えることができたりします。
そして、これも仮ではありますが 実際に取り付けてみた状態。



運転席から見る分には、ルームミラーの裏側にすっぽり隠れています。



モニターを降ろすとこんな感じに。
microSDカードが見えてます。

またいろいろ問題が出てくると思いますが、とりあえずこれで良しとします。



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