バックカメラ及び切り替えユニット1
えー、FLASH製作のほうが一段落しましたので、またしばらくは車いじりに没入したいと思います。
今回のネタは何かと言うと、バックカメラでございます。
・ ・ ・。
またもや“今更”の極地ですな。
まあそんな事は気にしないで、まずはバックカメラ本体の入手からです。
それにしても(値段が)高っけ〜〜!
こちとらの懐事情では、有名メーカーのカメラなんて買えません。
で、これ。
ヤフオクに大量に出回っている激安商品でございます。
落札価格は¥1,700位だったかな。
これで遊ぼうというわけです。
箱から出してみるとこんな感じ。
カメラ本体とケーブル(RCA・電源+−)が入っています。
それらを仮配線して動作確認したところ、問題なく映りました。
画質は、それなりなのでしょう。
一流メーカーのを見た事がないので比較しようがないのですが。
今回は後方の安全確認が第一目的なので、それは十分にクリアできていると言えます。
赤外線ではないので、全く灯りのない暗闇では映りません。
動作確認が取れたところで、さっそくバラしてみました。
いきなり保証外ですが、どんな構造なのか興味があったので。
あー、基盤の方を撮り忘れました。
ステーのネジ穴の所から雨が進入するのでは?と思いましたが、
内側のクリアパーツを凹ませて対応していました。
ま、防水や結露の問題は長いこと使ってみないとわかりませんね。
元通りにした後、気になるところは全て埋めておきました。
次はカメラ本体の車両への取り付けです。
問題は、何処に付けるか。
標準では、リアガーニッシュを切り欠いて 写真の赤丸あたりに取り付けるようです。
しかし先ほども書いたように、今回は後方の安全確認が第一目的。
周りを良く見るには やはり上方だろうという事で・・・。
こんな位置。
最初はミラー取り付け用の凹んだ所も考えたのですが、
実際にカメラ仮付けして映して見たら かなり寄ってる印象だったので断念。
この位置で進めましょう。
とはいえ、ここはここで問題が。
一つは盗難の危険性。
標準位置がガーニッシュの中と言うのは、この理由が一番大きいのでは。
そんなわけで、写真は載せませんが ちょいと防犯用の細工をしてあります。
本体に穴あけしてケーブルも増やして・・・。あとは内緒です。
ま、どのみち安物カメラですからね。
で、もう一つの問題は配線。
どうにかして車内に引き込まなければならないのですが・・・。
狙うのはここ。
ここを利用して うまくごまかしてみたいと思います。
まずは車内から、専用ケーブルを写真の場所まで引っ張ってきましょう。
このへんの作業の順番は、使用するカメラによって違ってきますね。
ここから始めました。
ここからグロメットを通して、配線します。
汚いなあ・・・。
左側の丸いほうは、引っ張れば外れます。
右側の四角いほうは、4ヶ所にツメがあるので 内装外し等を使って押してやると簡単に外れます。
配線通しを使わないとちょっとキツイですかね。
最近は100均あたりで 似たような道具を売ってるかもしれません。
まあ、持っていて損はないと思います。
何とかここまで持ってこれました。
カメラ側からの配線も引き回して、合体。
念のためコネクタ部の防水対策をした後、蓋を閉めます。
この穴は、回り止めの為に一部切り欠きがありますんで、そこにケーブルが来るようにしました。
さらに念のため、細長く切った柔らかい耐水両面テープで配線が動き回らないように固定。
ちょうどパッキンとの隙間を埋めるような感じになったので、これで良しかな、と。
そんな感じで完成したのがこちら。
ん〜、結構 目立ちますねぇ。
ケーブルが増えてるので、白いチューブを被せてみましたが・・・う〜ん・・・。
もっと細い方がいいな。
で、あとは配線を前まで引いてきます。
バックカメラを点けるだけなら バックランプの配線から電源を取れば良いですが、
今回はスイッチの追加等を考えているので、電源ケーブルも前まで持ってきました。
(バックカメラはオプション品ですが、接続用のコネクタだけは標準で装備されてたかもしれません。
そこに割り込ませれば、配線を引き回す必要はなかったかも。
と、いう事に後で気付きました・・・。)
これらを仮接続して、カメラ本体の角度を調整した映像がこちら。
さあどうでしょうか?
画面下ぎりぎりにリアワイパーが映っています。
アイシスの後部は けっこう丸みを帯びているので、リアバンパー等は映りません。
で、せっかくゲージが表示されているので距離的な検討をしてみましょう。
こんな感じになりました。
ゲージ1.0あたり600mm程度です。
この撮影時には 車両を縁石と平行に停めているので、
ゲージの縦線は車両側面を延長したラインで ほぼ合っています。
とまあこんな感じで、バックカメラ本体の取り付けは完成であります。
いかがでしたでしょうか?
お次は自動切り替えユニットの製作編になります。
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