車速感応式ドアロックユニットを取り付けてみる1


車速感応式ドアロックユニットを、安全のために取り付けてみました。
この手の製作物では有名な、八木澤さんのHPで購入。お世話になります。
対応表を確認すると、ユニット本体(DLU03)とアダプター(ADP01)が必要との事。

品物が届いたので、さっそく取り付けにかかります。
まずはアダプター(ADP01)からです。

ADP01

最初に、マスタースイッチを取り外します。

運転席ドアの、フロントアームレストから外していきます。

フロントアームレスト外し

内張り剥がしを適当につっこんで、剥がします。
次に、パワーウィンドウレギュレータマスタスイッチを外します。

パワーウィンドウレギュレータマスタスイッチ外し

ここには大量のケーブルが繋がっているので、あまり勢いよく外さないほうがいいです。

マスタースイッチ

コネクタを外してひっくり返すと、お目当てのマスタースイッチがくっついています。
3ヶ所のネジを外すとマスタースイッチを外すことができます。

マスタースイッチ



マスタースイッチ



3ヶ所のネジを外して、マスタースイッチをばらします。

分解

この基板に配線をするわけですが サイトの説明にもあるように、かなり細かい作業になります。初心者の方は、改造を依頼されたほうが安全かと。

これを使用しました

使用するはんだごては、電子工作用の先端の細いタイプが必須です。
まずは基板をじっくり観察。サイトの取り付け説明図を片手に、ターゲット4ヶ所を探します。
あ、えーとすいません。加工前の写真、撮り忘れました。
順番に、緑線、青線から行きましょう。
ここで、いきなり説明の写真とは違います。
パターンを追って、作業しやすいポイントにハンダ付け・・・したのだと・・・たぶん。
公式HPの説明の場所にされたほうが無難ですよ。

緑線・青線

うーむ。接写のできるデジカメが欲しい・・・。

緑線・青線

別の角度から。
基板には、ご丁寧に青い保護膜(何ていうんだっけ・・・)がついています。
しかもちょうど配線したい部分だけ。
必要に応じて、カッターなどで ハンダやパターンを露出させます。
余計な所まで削ったり、傷をつけたりしないように注意。

次に赤線と白線です。
これまた説明の写真とは違いますが、パターンを追っ(略)

赤線・白線

うーむ。接写の(略)

赤線・白線

別の角度から。
白線は説明どおりですが、赤線をハンダ付けしたい部分にはハンダが乗っていません。
今回は、パターンを露出する際に少し荒らすような感じにして、ハンダを乗せています。
手抜きですねー。
本来は基板に穴を開けたり、パターンを追って別の所にハンダ付けするべきですが・・・。

ハンダ付け終了

リレーの上にアダプター基板をくっつけて、ハンダ付けは終了です。

ハンダ付け終了

別の角度から。
そして、説明同様にケーブルを出しながら、組み立てます。

組み立て

これがなぜか苦労しました。
取り出した2本のケーブルの先端には、ロック式2極カプラをつけてあります。

ロック式2極カプラ

ケーブルにスパイラルチューブをかぶせ、とりあえず完成です。

完成

さっそく動作テストをしてみました。
マスタースイッチに車両のハーネスを接続し、取り出した緑線をボディーアースに接触させると、ロック。青線をアースするとアンロック。
問題なく動作しました。

あとは外した時と逆の手順で、パネルを車体に取り付けます。
これで、アダプターの取り付けは完了です。
あとは本体の取り付けです。





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