コントロールパネルのLED交換1


エアコンパネルとか そのへんのLEDを変えてみました。
carviewの掲示板でも盛り上がりを見せた改造だけに、情報も充分に出ています。感謝感謝感謝。
今更とは思いますが、まとめみたいな感じで適当に進めていきます。

さっそく、パネルをバラシます。
インストルメンタルクラスタフィニッシュパネルセンタ(中段のパネル)を外した後、エアコンパネルを引っ張って外すだけです。
ツメだけで止まっているので、工具も要りません。
この時シフトレバーをニュートラルあたりに移動しておくと、楽に外せます。
パネルの裏側には、ケーブルが3束 繋がっているので、あまり勢いよく外さないように。

外したところ

コネクタを外せば、車体とは完全に離れます。
パネルをひっくり返し、基板を保護する黒いカバーも外します。

+ドライバーが必要です

目的の基板は、黒いカバーに付いている別基板とフラットケーブルで繋がっているので、注意が必要です。
コネクタの枠を上げてロックを外してから、フラットケーブルを慎重に抜きます。
まずは下の三角形の基板から。
これも、液晶表示とか時計とかの基板とフラットケーブルで繋がっているので、慎重に抜きます。
ネジを外して表側を見ると、写真左のようにいくつかのLEDが見えます。

エアコンのコントロール

青丸がON/OFFのインジケータ、赤丸がボタン照明のLEDです。
好きな色の3mm砲弾型LEDを用意して、これらと交換すればよいわけですね。
LEDを選ぶ時 カタログには何やら難しい数字や表が並んでますが、気にしなくていいです。
・・・・・・いいのかな?
えー、詳しく知りたい方は、オーディオQさんのHP( http://www.audio-q.com/ )が非常に分かりやすくて良いと思います。
私もお世話になっております。
そんなわけで、よほど特殊なLEDでなければ、何とかなるもんです。まずはやってみましょう。

ただし、明るさ(光度)と照射角度(指向特性)はしっかり見比べてください。
明るさ(光度)はcd(カンデラ)という単位で表されます。数字が大きいほど明るいです。
高輝度とか、超高輝度とかの呼び名でもわかります。
照射角度(指向特性)は、まんま角度です。

具体的に今回の改造で言うと、エアコンパネルのLEDには超高輝度を使うとちょっと眩しいです。
パネル側にフィルムを貼るなど 減光する方法もいろいろあるので、実際に夜間の点灯実験をしてみたほうがいいです。
安全走行に支障のないように注意してください。
照射角度は広めがいいかな。
照射角度が狭いと光り方にムラが出やすいかと。
ただ、すぐ近くに違う色のLEDを使用する場合は、色が混ざる事があるので遮光が必要になります。

あと、同じ型のLEDでもロット毎に微妙に色が違うので、並べて使うときは注意しましょう。
安い白色LEDは黄ばみが出たりします。
とまあ、パッと思いついたことを挙げてみましたがどんなもんでしょう。

んで、実際の作業です。
ひっくり返して、交換したいLEDの足を見つけたらハンダ吸い取り器で余分なハンダを取り除きます。
きれいに取れれば、LEDがポロポロ取れるはずです。
で、新しいLEDをセットして、ハンダ付けすれば終わりです。
極性は基板に書いてあるので、間違えないように。

ボタン照明だけ交換終了

ボタン照明のみ、白色にしてみました。
インジケーターを青色にしようかとも思いましたが、標準色(緑&デフォッガーの橙)のほうが、何となくしっくりくるので。

次に、温度調整ダイヤルの照明も換えてみましょう。
基板をひっくり返すと、ちょうどダイヤルの裏側に茶色のツマミのようなものがあると思います。
これを回して外すと、電球を取り出すことができます。

これ

これがダイヤルボタンの照明です。
ソケットに巻きついている電球の足を解くと 電球とソケットを分離できるので、この電球を3mmLEDに換えます。
まず換えたいLEDをソケットに差込み、どちらか片方の足を 電球の足と同じようにソケットに巻きつけます。
残った足のほうには、LEDに定格以上の電流が流れないように定電流ダイオードを繋ぎます。極性に注意。
両方の足をUの字に曲げ、引っ掛けあうようにしてから 締め→ハンダ付け が楽です。(写真上)

先達のマネです

足に熱収縮チューブなどを通し、電球と同じようにソケットに巻きつけます。(写真下)
これを元通り基板に戻して完成です。
LEDの足が太いので、ソケットを回すのに苦労するかも。
どっちが”+”だったかな・・・。また今度、確認しときます。

点灯してみました。

白が眩しい

ボケボケ・・・。しかも交換前の写真を忘れた。orz

けっこうキレイに光ってるんです。
ええ、光ってますとも。



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