自動荷物積み下ろしに挑戦(前編)




日記にも少し書きましたが、カプセルプラレールをご存知でしょうか?
昔で言うガチャガチャの景品で、小型のプラレールです。
値段の割りに出来もいいと思うし、子供が乱暴に扱っても大丈夫。
スタートがちょっと出遅れなので 初期の頃のは全然持っていないんですが・・・。

でまあ 種類も集まってきてしばらく経つと、改造したくなるのが工業系の人間というものでございます。
まずは情報収集を。
その系統のサイトを巡って見ますと、世の中にはすごい人がいるもんです。
興味のある方は ぜひ、探してみてください。
一番惹かれた改造は“ラジコン化”ですねー、これはいつか挑戦してみたいです。

で、今回はそれじゃなくて、「貨物車の荷物自動積み下ろし機構」です。
Li_7_1393 さんの手による “カプセルプラレール実験室” で見つけました。

今年で2歳になる我が家の息子は、重機が好きで好きで。
いつもショベルカー(もちろんおもちゃ)で何かしら 掬ったり落としたりを繰り返しています。
これは絶対喜んでもらえるはず!決して言い訳ではなく!!!

というわけで簡単に設計して、さっそく製作です。
で、実際に部品を揃えました。

全部品

ベースとなる車両は、トーマスシリーズの無蓋貨車です。
前面にくっついている“顔”は、すまんすまんと言いながら取っちゃいました。
出っ張りをカットしたり、細かい加工をしてあります。
実験室のほうではカプセルトミカ積載車を利用していますが、持ってないので・・・。
最大積載量は、かなり少ないような気がします。

荷台を傾ける軸の部分には、アクリル製の蝶番を利用しました。
ホームセンターで発見したもので、6個入で5〜600円。
驚くほど都合のいい寸法で出来てます。

L字型の部品は、友人のTaks氏の手によるアルミ削り出し。
蝶番が閉じた時に 平行になる為のスペーサーと、
荷台を下げる為の重りを兼ねています。

そのほかはM2〜M3のビス、ネジ、ワッシャーなどです。
かなり端折りますが、これらを組み上げて・・・。

暗かった・・・

3面視

こんな感じ。
まあまあ良い出来・・・なのか?
本家には遠く及びませんねえ・・・。

暗かった・・・

横の出っ張りは、ゼンマイ車と同寸法にしました。
(ただし、進行方向に対して左右逆)
これで、駅やトンネルに引っかかる心配はありません。

マスク狩りだ〜っ!

駅とか、かなりタイトな設計ですからね。
白線の内側に下がったくらいじゃ助かりませんよ。

大丈夫

高さは、今のところ最も高いと思われる車両(パート20の除雪車やDD14)よりも低くしてあります。
ギリギリですが・・・。
これで、トンネルや跨線橋に引っかかることもありません。

開いたところ。

よいしょ どっこいしょ

軽い力でスイスイ動きます。

同様の設計で、もう2両作ってみました。
色違いはご愛嬌。

カプセルプラレール 自動荷物積み下ろしの自作

カプセルプラレール 自動荷物積み下ろしの自作

わはは。なんだこりゃ。
これで車両は完成にしときましょう。

そんなわけで、あとは“荷物降ろし”と“荷物積み込み”です。
すでに大体の構造は決まっていて、あとは細かい数字を決めるだけ。

まあまたそのうち・・・。




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