某機動戦士用っぽいビームサーベルの制作
タイトルでは一応ぼかしてみましたが、要するにガンダムのビームサーベルを作ってみようって事です。
あくまで余興ですが、なんか色々すいません・・・。
ある日 友人が、
「夏キャンプに向けてビームライフル型水鉄砲を購入したのであとはビームサーベルだな・・・」
とか訳のわからないことを言い出しやがったので、「そうだな・・・」、と言いつつ作ってみることにしました。
長さのあるクリアー素材をLEDで綺麗に光らせる方法、は自分としてもいつかやってみたいと思っていた課題です。
とはいえ この系統の研究開発は既にかなり進んでいまして、(主にSWのライト○ーバーですが)
今回の製作は、それらを基にしたものでオリジナル要素はほとんどありません。先人に感謝!
さて、ひたすらGo○gle先生とマンツーマンで製作方法を調査しまして、購入したのがこれらの品々。
・アクリルパイプ1m
・クリアーフィルム
・呼び径25の塩ビパイプとエンドキャップ
・2mm厚のゴム板
・百均のLEDライト
・カラーセロファン
・ガチャのカプセル
まずアクリルパイプですが、本当はポリカ素材の方がいいようです。
アクリルだと振り回すと割れやすいのだとか。
今回は近所のホームセンターではアクリル製しか手に入らなかったので、これでいきます。
クリアーフィルムは、ラッピング用のもの。
通販で買ったのですが、業務用です。思いっきり余ってます。
で、まずこれをアクリルパイプの中に丸めて突っ込む、と。
光を拡散するためなわけですが、どのくらい厚くするかは現物見ながら調整するしかないです。
次に呼び径25の塩ビパイプ。
これを柄の部分にするわけですが、アクリルパイプの外径がΦ21で塩ビパイプの内径がΦ25なのでそのままではスカスカです。
そこで2mm厚のゴム板を間に挟んで、がんばってみました。
写真の塩ビパイプは、ペーパーをかけて周りを荒らしてあります。
で、ゴム板はキッチリ1周まいてしまうと 色々な大人の事情があってキツくて入らないです。
そこで少しづつ短くしつつ、切っては入れて、を繰り返してちょうどいいところを探ります。
そして百均のLEDライト。
9LEDランチャーなんとかって商品です。
写真のは、何か他のシルバー色のライトとケツだけ交換してあります。
これがまた理想的な外径でして、スムーズに塩ビパイプに入る感じ。
ここにさらにピンク色のカラーセロファンを挟むようにして入れてやると、
ちょっとやそっとじゃ抜けない位のジャストフィット。
最終的には、写真の青い部分が見えなくなる位まで入れます。
電池交換も問題なし。
ではここで、一度点灯して様子を見てみましょう。
おおお、ちょっと予想以上にいい感じだぞ。
明るいうちはピンク色なのかどうかすらわからないけども。
まあ百均のライトだしな・・・。
本気で作る場合はここをパワーLEDに換装するようですが、時間も予算もないのでこのまま行きます。
で、今のところ先端はまだ開いたままなのでこんな感じに。
先駆者達はここをアクリル球などで塞いでいるようですが、さてどうしようか。
でまあ何にせよ大まかな形は出来上がったので、ここからはディテールアップをしていきます。
まず塩ビパイプのエンドキャップの底のほうを切って円柱を作り、柄のパイプに通します。
場所を決めたら、接着剤で固定します。
この部品の位置とか柄の長さとかは プラモや市販の玩具の写真を印刷して実際に長さを測り、
比率を計算して決めていきます。
あと、角を取るべき所もよく見たほうがいいです。
でとっとと完成写真を。
んーまあ、余興用としては十分でしょう。
一つ前の写真の状態から白のサフェーサーを吹き、こんなテープを巻きました。
必要な色が全部揃っているのでお得。
あとは出っ張り部分を適当に作って、あれやこれやして仕上げに光沢トップコートを吹いてとっとと終了。
お次は刃のほう。
先端部分は当然フタをした方がいいと思いますが、悩んだ結果これを用意。
ガシャポンのカプセル。とにかくコスト削減で。
この曲面を利用しようというわけです。
モールドとかを避けて、滑らかな部分だけを使います。
で、先端に届いた光を戻したらどうかってことで、ミニ4駆の時のミラー調スプレーを吹いてみました。
それをアクリルパイプ先端にガッチリ接着。
リューターで余計な部分を削って、滑らかに整形。
まあこんなもんで。
次に柄に挿入する部分ですが、ここにもミラー調スプレーを吹いてみました。
効果のほどは不明ですが。
乾燥したらゴム板を巻いて、柄に挿入していきます。
ゴム板が1〜2mm程引っ込むぐらいがいいと思います。
頭のほうからもピンクのカラーセロファンを巻いたLEDライトを挿入していきます。
セロファンがはみ出ないように。
キーリングも外してしまいます。
これでようやく完成〜。
昼間の写真。
余興の品としては十分すぎるクオリティだと勝手に思っていますが、
一番重要なのはやっぱりヒカリ具合!
夜を待って、さっそく光らせてみましょう。
こんな感じに。
先端から光が戻っているのがよくわかります。
例のスプレーを吹かなければ光がそのまま抜けて、先端に向けてムラのない光り方をするのかも。
このへんはお好みですね。
まあとにかく完成。
楽しかったです。
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